LEDマツエクとは②
第2章 光の種類とLEDライト
みなさん、こんにちは!
ハリウッドアイラッシュです♪
今回は、LEDマツエクで使う
専用LEDライトの光について詳しく説明していくよ!
前回の最後に少し触れた
「LEDマツエクって本当に大丈夫?」
っていう疑問の一つに触れていきましょう!
ちょっと序盤は特にややこしいけど、
結構重要なお話なのでできるだけ簡単に
分かりやすく説明していくので
頑張って付いてきてくださいね♪
1.光の波長と種類
光は電磁波の一種であり、
電磁波はその波長の長さにより性質が異なる。
はい、早速何を言ってるのかちょっと分かりませんよね(笑)
下の図を見ていただけばなんとなくイメージが湧くかもしれません。
図の上から、電波・赤外放射・可視光・紫外放射・X線・ガンマ線があり、これらはすべて電磁波の一種です。電磁波の波の幅の大きさによって呼び方や性質が違う、ということがなんとなく理解できると思います。ここではそんな感じで十分です。
そして波長の幅による電磁波の性質の特徴の一つがコチラ。
電磁波は波長が短い程エネルギーが大きい
これも図を見るとなんとなく理解できますよね。図の下に行けば行くほど、体に悪そう(笑)というかガンマ線とかX線とか生命の危険さえ感じるレベルになっていきますよね。
次に以下の図を見てみましょう。
ここに書かれているのは電磁波の波長の幅で、この波長の幅はnm(ナノメートル)という単位で表しますよということが分かります。ここではこれで十分です。
そして以下の図を見てみましょう。この図は一番最初に見た図を横に倒したようになっていて、「赤外線」が一番右に来ています。この図では紫外線、可視光、赤外線と書かれていますが、実際にはもちろんこれらは太陽光などの自然光やその他の照明器具から照射される光にも含まれています。
2.可視光線と紫外線
【可視光線】
「可視光」や「可視光線」と呼ばれる「人間の目に見える光」の波長範囲は、個人差もありますが380nm~780nmの間とされています。ちょうど虹の色と同じ並びになっていて、波長が長い側から、「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」となっています。
【紫外線と赤外線】
可視光の中で一番波長が長いのが赤で、その赤の外側(長い波長)にあるのが赤の外という意味で赤外線と呼ばれ、
可視光の中で一番波長が短いのが紫で、その紫の外側(短い波長)にあるのが紫の外という意味で紫外線と呼ばれています。
【紫外線=UV】
英語でUltraは「超」、Violetは「紫」という意味で
紫外線のことを「Ultra Violet」略して「UV」と呼びます。
紫外線=UVです。
ネイルではUVライトと呼ばれるライトで
ジェルネイルに紫外線を照射して硬化させます。
ネイルの学科を勉強したことのある方であれば
ジェルネイルで使用するUVライトから照射される紫外線について学んだり、
UV-A、UV-B、UV-C、といった紫外線の種類についても
学んだり、聞いたことがあると思います。
これらの特徴を踏まえて
ネイルでも極力人体に悪影響を与えないような
研究や技術開発が行われてきました。
この辺りはLEDマツエクとは直接関係がないため
さっと読み飛ばして頂いて大丈夫です。
【UV-A】
物質を透過しやすく、雲などの影響を受けにくい。UV-Aは、肌に急激な障害を与える作用は弱いが、太陽から届く紫外線の約9割を占め、肌に蓄積的なダメージを与える。肌の奥の真皮にまで侵入し、肌のハリや弾力を失わせて光老化を引き起こす原因になる。また、UV-Bによってすでにできているメラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる作用(日焼け)もある。
【UV-B】
太陽光に含まれるUV-Bの大部分が大気層(オゾンなど)で吸収されるが、一部は地表に到達する。UV-Bは、太陽から届く紫外線の約1割と量は少ないが、肌への作用が強いため、短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日やけによる炎症反応)や、数日後に肌が黒くなるサンタン(色素沈着反応)を引き起こす作用がある。波長が短いUV-Bは、炎症やしみの原因となるだけでなく、肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど、生体への影響が強いが、ヒトはUV-Bを浴びることで皮下でビタミンDを生成するため、必要でもある。
【UV-C】
太陽光に含まれるUV-Cは大気層(オゾンなど)で吸収され、地表には到達しない。強い殺菌作用があり、生体に対する破壊性が強い。殺菌灯はこのUV-Cを照射する。
ジェルネイルを硬化させるUVライトの紫外線について軽く触れてきましたが、LEDマツエクで使用するのは紫外線ではなく、可視光線です。詳しく見ていきましょう♪
3.LEDマツエクに使用する専用LEDライト
【LEDとは】
LEDとは近年実用化された照明の一種で、正式には発光ダイオード=「light emitting diode」といい、頭文字を取って一般的に「LEDライト」と呼ばれています。特徴としては寿命が長い、消費電力が少ない、応答が早いなどがあります。
LEDライトは基本的に単一波長の光を放出します。これはかなり狭い範囲の波長だけに限定して光を放っているという意味です。
【LEDマツエク専用ライト】
ハリウッドアイラッシュのLEDライトが照射する光の波長(ピーク波長)は【405nm】で、可視光線です。紫外線(UV)ではありません。
405nmの可視光は紫外線よりも波長が長く、人体への影響はより軽微だと考えられますが、念のためお客様の眼球保護のために必ず上まぶたにUVプロテクシートを貼り、技術者は必ずUVプロテクトゴーグルを着用して施術を行ってください。
※絶対に光源を直視しないでください。
4.LEDライトを使用する上での注意点
LEDライトの照射される部分を連続して見続けると、視力の低下・眼疲労を引き起こす可能性があります。技術者は施術中に照射部分を連続して見続けないように気を付けてください。またお客様お一人の施術の間に3〜5分の休憩を取り、遠くを眺めたり、目を閉じるなどして目を休めてください。
ライトの光源と照射する対象を近づけ過ぎると、シミや日焼けなどお肌のトラブルの原因になる可能性があります。必ず15㎝以上離して照射してください。
5.で、本当に大丈夫なの?
ここまで、LEDマツエクに使用する
ハリウッドアイラッシュのLEDライトと
照射する光について詳しく見てきました。
では実際にLEDのマツエクを導入して
お客様や施術者に何か健康被害が出るリスクはないのでしょうか?
結論から申し上げると
ハリウッドアイラッシュでは、
LEDマツエクを導入することで
施術者やお客様に健康被害などが起こるリスクはほとんどない
と考えています。
むしろ、シアノアクリレートが2秒で硬化することにより、
ポリマーやホルムアルデヒドの揮発量が抑えられ、
施術者・お客様ともに健康被害のリスクは軽減する
と考えます。
以下に私たちがそう考える根拠を挙げていきます。
紫外線も可視光も自然光に大量に含まれている
可視光はもちろん、UV-Aなどの紫外線も地上に届く太陽光である自然光に大量に含まれており、私たちは普段からこれらを浴びています。
紫外線は浴びすぎると日焼けやシミの原因となるため、日焼け止めなどで対策をして皮膚が浴びる量を減らしてはいますが、100%完全にカットしているわけではありません。逆に太陽光や自然光を浴びる量が少なすぎることは人体にとって悪影響があるとも言われています。
≪参考≫【効果抜群】日光浴がおすすめされる理由と正しい方法を徹底解説!
要するに紫外線も含めて大量に浴びすぎなければ、むしろ人体・健康にとって必要不可欠なものだということです。
ネイル業界ではどうか
ネイル業界では長年、手や足にジェルネイルをするのに
UVライトで紫外線を照射してきましたが、
健康被害や、日焼けやシミができたという話はほとんど聞いたことがありません。
LEDで光を照射する時間はごくわずか
LEDマツエクで使用する光はネイル業界でずっと使用されてきた紫外線よりもさらにエネルギーも人体への影響も少ないと考えられている可視光である405nmなのでより安全性が高いといえます。
また一回の照射で2秒、100回照射しても200秒、約3分半ほどで、トータルしてもごく短時間で、私たちが普段浴びている自然光や照明からの照射量の誤差の範囲だといえるでしょう。
以上、今回はLEDマツエクのLEDライトと
そこから照射される405nmの波長の光について
詳しくご説明してきました。
LEDマツエクの導入を検討しているサロンや技術者の皆様は、ぜひしっかりと読んで、不安や疑問を解消してから導入してくださいね♪
すでにLEDマツエクを導入しているサロンや技術者の皆様も、このページを何回もしっかりとお読みになって、LEDマツエクで使用しているライトと光についてしっかりと理解をしていただき、お客様からの質問などにも対応できるようにしておきましょう。
それでは、本日も最後までお読みいただき誠にありがとうございました!
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